2009年01月08日

不安あおりたくないので 校舎耐震診断 自治体の6割未公表

全国の小中学校の校舎などの耐震診断結果の公表を義務づけた改正地震防災対策特別措置法で、実際に公表した自治体が全体の4割にとどまっていることが、読売新聞の調査で分かりました。
理由としては、財政難で計画を立てられず、住民の不安をあおりたくないということだそうですが・・・つまりは現状何の対策もなされていない自治体が6割あると思われてもしょうがない気がします。

book_11.gif 『校舎耐震診断6割未公表…「不安あおりたくない」』
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20090108-OYT8T00265.htm

2009年1月8日 読売新聞

自治体公表率…栃木3%、兵庫15%

 全国の小中学校の校舎などの耐震診断結果の公表を義務づけた改正地震防災対策特別措置法(昨年6月施行)で、実際に公表した自治体が全体の4割にとどまっていることが、読売新聞の調査で分かった。

 財政難で計画を立てられず、住民の不安をあおりたくないことが主な理由だ。文部科学省は昨年末、「危険情報を共有することは防災上必要」と改めて通知し、公表を求めた。

 学校を設置する全国の教育委員会と事務組合計1894団体を対象に、都道府県教委を通じて昨年10月1日時点の公表状況を調査した結果、「すでに公表」としたのは、785団体(41・44%)。一方、「今年度中の公表に向け作業中」(303団体)と「来年度以降の公表か、未定」(806団体)を合わせた未公表は1109団体(58・55%)で過半数だった。

 都道府県別では、栃木が3・13%と最少。20%以下は奈良や熊本など西日本を中心に7県あった。東海、東南海、南海の3地震に備える静岡と徳島は100%を達成、最近10年間に大地震があった岩手や鳥取をはじめ9都県で60%を超えた。

 未公表の自治体は、「財源がないので、診断結果を伝えても、耐震化計画をきちんと説明できない」(栃木県足利市)などを理由に挙げる。

 改正地震防災対策特別措置法 中国・四川大地震を受け、2008年6月に成立した。公立学校の耐震補強工事で国庫補助率を半額から3分の2に引き上げる一方、市町村などに学校の耐震診断と結果公表を義務づけた。非公表でも罰則はない。
posted by ring at 18:52| 東京 晴れ| Comment(0) | 教育と地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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