2009年07月01日

職業教育重視の学校を…ニート対策で中教審

 若者の職業的自立のあり方などを検討していた中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の特別部会は29日、職業教育を重視した新たな種類の学校を創設することを盛り込んだ中間報告案をまとめた。


 ニートやフリーターの増加を踏まえ、高校卒業者らを対象に仕事に直結した教育を行うことで、進路選択の幅の広げるとともに、離職率を低下させる狙いがある。

 報告案によると、新設される学校は、既存の大学や専門学校とは別に位置づけられ、社会人・職業人として必要な幅広い能力を育成する。仕事に直結した実験や実習を全カリキュラムの4〜5割ほど組み入れ、企業へのインターンシップ(就業体験)も義務づける。

 ただ、今後の検討課題も多く、卒業までの年数は、「2〜3年」または「4年以上」。育成する具体的な業種についても検討中で、コンテンツ産業のクリエイターやソフトウエアの技術者といった意見も出ている。

 文科省によると、昨年度の高校卒業生で進学も就職もしなかった人は約5万人。就職した高卒者も5割は3年以内に離職していたというデータもある。特に、全高校の7割を占める普通科での職業教育の不十分さがニートの増加などにつながっているとの指摘があり、高卒者に対する職業教育のあり方が課題となっていた。
(2009年6月30日03時02分 読売新聞)
posted by ring at 12:53| Comment(0) | 特色ある学校教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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